南魚沼グルメマラソン大会プロデューサー
福田 六花 氏

 
 新潟県中越地方にある南魚沼市は、平成の大合併により南魚沼郡の3町(大和町、六日町、塩沢町)が合併して誕生しました。日本有数の豪雪地帯として知られる南魚沼市は、世界一美味しいコシヒカリの産地としても知られ、どこまでも続く美しい田園風景は圧巻です。コシヒカリ以外にも八色西瓜、八色しいたけ、もち豚、地鶏、美雪マスなどの美味しい食材の産地であり、さらには八海醸造(八海山)を始めとした全国的に高名な酒造メーカーが軒を連ねています。

「そうです!南魚沼はとてつもなくグルメな場所なのです。」

 2009年、ふとしたキッカケで僕は南魚沼市に知己を得ることとなりました。雄大な自然と美味しい食材に感動した僕は、南魚沼の皆さんと力を合わせて、2010年に南魚沼グルメマラソンを立ち上げました。雄大な自然に囲まれた田園風景のなかを走り、走ったあとは参加賞の特製ゴハン茶碗で美味しいコシヒカリ(食べ放題)と、南魚沼産の食材を使ったグルメを満喫して頂くレースは、日本では例のない新しいグルメエンタメ型レースとして、多くのランナーに走りにきて頂いております。

 2011年の第2回大会の前には東日本大震災が起こりました。多くのレースが開催を中止する中で、グルメマラソンは復興支援を目指してチャリティーレースとして開催させて頂きました。2011年以降は「困難に直面している街をランナーが元気づける」を合言葉に、チャリティーレースとして開催させて頂いております。

 私たちランナーは、走ることで勇気と健康をもらいました。私たちランナーが走り続けることで、日本全体を元気にしていくことを願っています。

 早苗の季節の南魚沼で、皆様にお目に掛かることを愉しみにしております。汗をかいて走って、たくさん食べて、いっぱい笑って、大きな声で歌って語りましょう。

RUN FOR TOMORROW    RICKA FUKUDA